時計台の鐘が鳴る
大空遠くほのぼのと
静かに夜は明けて来た
ポプラの梢(こずえ)に日は照り出して
きれいな朝(あした)になりました
時計台の鐘が鳴る
時計台の鐘が鳴る
アカシヤの樹に日は落ちて
静かに街も暮れて行く
山の牧場(まきば)の羊の群も
黙って御家(おうち)へ帰るだろう
時計台の鐘が鳴る
[ Romaji ]
朝の静けさがゆっくり広がり、遠くから鳴る音が時間をやわらかく区切ってくれるように思えました。空が明るくなると木の先に光が差し、景色が少しずつ色を取り戻していく光景が浮かびました。夕方には日が傾いて街の輪郭が落ち着き、草むらや丘の上の動物たちが黙って家路につく様子が重なって見えました。繰り返される合図が一日の始まりと終わりをつなぎ、暮らしのリズムが穏やかに感じられました。耳に残る音がそっと寄り添って、安心して歩ける気分になりました。