埴生(はにゅう)の宿(やど)も わが宿(やど)
玉のよそおい うらやまじ
のどかなりや 春のそら
花はあるじ 鳥は友
オーわがやどよ たのしとも たのもしや
ふみよむ窓も わがまど
瑠璃(るり)の床(ゆか)も うらやまじ
きよらなりや 秋の夜半(よわ)
月はあるじ むしは友
オーわが窓よ たのしとも たのもしや
[ Romaji ]
土のにおいや小さな家の風景がふんわりと浮かび、素朴な暮らしの良さが自然に伝わってきました。春の空や秋の月がそばにあるような穏やかな時間が流れ、毎日の小さな出来事が大切な宝物に思えました。窓辺や床のささやかな様子が安心をくれて、昔から続く生活の重みとやさしさが心に残りました。静かな季節の移り変わりを確かめたくなり、外の空気に触れてみようという気持ちが湧きました。