正しく混ざった三月の色
あなたと会った庭で積み上げてた
塔は白い
どこへ行くのどこに帰るの
余った体が鮮やかな色で汚す
居た詩
走れぬ足射抜いて 怠ける切迫見抜いて
また息をするために止まった詩が居るって
尖らぬ心でも刺して 交わる後の話はどう?
見える様に光が当たる場所に
居続けるために這いずる余生
足りない骨が出づる余計
[ Romaji ]
季節が巡る中で育んだ記憶を積み重ね、自らの存在を証明しようとする痛切な叫びが、静謐な色彩を伴って心に深く染み渡りました。以前は不確かな感覚に身を任せていただけでしたが、現在は泥臭くも生き抜く覚悟を決め、光の差す方へ向かって懸命に手を伸ばしています。不完全な自分を晒しながらも立ち止まることを拒む姿が、非常に気高く映りました。揺れ動く感情を言葉に託し、明日へと繋ごうとするひたむきな生命の輝きが、鮮烈な印象を焼き付けております。