あなたが花だとしても
わたしなら花束のなか きっとみつけられる
あなたどうせちょっとヘンなかたちでしょ
繊細、でもガサツ、すぐ泣くから
ねえ 片隅で
萎れそうなアネモネは
あなたの指のあたたかさを知って
背を伸ばした
涙があふれた どこか連れだしてよ
わたしだけを誘って
夕映えが照らした あなたに撃たれちゃって
やさしい言葉だけじゃたりなかったの
揃いの服でじゃれあう箱庭に
馴染めないまま 季節はただ巡る
頬杖をつくあなたの瞳には
今日の空はどんな色にみえた?
ねえ あざやかな
世界に似合わなくても
触れてみたいよ
俯いたままそっと 手を伸ばした
涙があふれた どこか連れ出してよ
わたしだけを誘って
夕闇に紛れた あなたにとどくかな
伝えたい言葉がまだ ここにあったんだ
[ Romaji ]
大勢の中に埋もれてしまいそうな個性であっても、必ず見つけ出すという深い信頼に心が温まりました。繊細で不器用な存在が、誰かの温もりに触れて背筋を伸ばす姿は、花が咲く瞬間の美しさと同じです。周囲に馴染めない孤独を抱えながらも、夕闇の中で大切な人に言葉を届けようとする勇気が胸を打ちました。自分だけの特別な居場所を求める切実な願いが、光となって空に溶けました。