ねえ今はまだ
話せないこともあるでしょう
すぐ忘れるから
そしたらまた会いましょう
ねえ
辛えって言えたら
少しは楽になれるでしょう
青春映画は見飽きるくらいで良いでしょう
メロディがただやまない夜があって
笑い合ったり抱き合ったりしてたっけか
なあ
真昼の月は退屈そうね
市民プールの塩素の匂いで
君のこと思い出したりして
嘘をついても許された日々を
木漏れ日は街の人揺らして
歳をとってもまだ刺さるスピカ
雨の匂い敏感になって
コンクリート騒ぎ出す東京
こんなに寂しい日々を
なぜ僕らは生き続けるか
泣き続けるか 知らない
メロディがただやまない夜があって
笑い合ったり抱き合ったりしてたからかな
[ Romaji ]
言葉にできない苦しさを抱えたまま、それでも日常の些細な匂いや風景に記憶を呼び覚まされる切なさを感じました。嘘が許された純粋な時代を懐かしみつつ、現在の寂しさを受け入れて生きる姿がリアルです。なぜ生き続けるのかという問いに明確な答えを出さず、ただ流れるメロディに身を任せる潔さが心地よいです。笑い合った過去を糧にして、雨の降る東京で今日を繋ぎ止めていました。