先日は不毛に 街灯の下で待って
崇拝したロックに 見透かされ泣いて
青春を切り売りして
返せない借りを作って
有限な時間を背に
うそぶいて 抱いたってさ
工事現場を経ずに変わってしまう僕の街や
コマ送りの様に気付く感傷
コンマで見つめられていたらな
存外 優しかった都心の月明かりは僕を暴くよ
曖昧なまま演じる壇上 最愛でないが過ごす男女
“シーイズゴーン”と唄ったり喚いてさ
何一つ 誰一人 残らないや
[ Romaji ]
街の風景が変わっていく速度に置いていかれそうな、都会特有の虚無感と感傷が漂っていました。有限な時間を削りながら、本物になれない焦りを抱えて演じ続ける舞台の上が痛々しいです。誰にも残らないような儚い関係や時間を、冷たい月明かりが冷酷に暴き出しています。何一つ掴み取れないまま過ぎ去っていく日々への諦念が、洗練された都会的な孤独として響きました。