想像つかない季節のような
形のない景色の外で見つけよう
ひどく差し込む
あの狭い部屋まで
忘れないだろう
あなたの事が
遠く見え始めた
正しい夕立予報だ
幾つになってもそうだ
時が流れて悲しくなる
何度でも教えるから
世界はここにあるよ
想像つかない季節のような
形のない景色の外で見つけよう
古びた窓から光がこぼれ落ちている
ひび割れた時空のようだ形を変える
埃混じりの空気が踊りだす
霞んだ視界と僕ら
息しているんだ
その息をほら
吸い込んで光に変われ
普通じゃない それでもいいよ
壊していく
遠く空に願いを込めたら
静かな涙が頬を伝うよ
想像つかない季節のような
形のない景色の外で見つけよう
[ Romaji ]
古びた窓の隙間から零れる光や、かすんだ視界が織りなす景色が目の奥に残り、時間の揺らぎが静かに伝わってきます。遠ざかる存在の輪郭を見つめたときの戸惑いを思い出し、過去には言葉が届かず途方に暮れたこともありましたが、今はその不確かさを抱えたまま息を整えています。細部に宿る匂いや音の記憶が地図のように積み重なり、互いの距離を測る仕草が小さな光になっているのが見えます。普通でないことを肯定する柔らかな強さがあり、壊れやすさと希望が同居している様子に惹かれました。遠くへ願いを放つような切なさが漂いながらも、いつか光へ変わる可能性を信じたくなる作品でした。