アスファルトに 逃げ水ゆらり
歪んだバス停 ひまわり畑
何も知らない 知るには短い
何かやってみたい 刹那の夏
空は高く蝉が響く
夏の陽が焦がした鉄の香り
誰も居ない校舎中を
駆け回ろう 暗くなるまで
呼吸の速度 鼓動の速度
落ち着くまでに かかった時間
未知までの道に要するもの
測れた気がした 刹那の夏
[ Romaji ]
夏の一瞬が宝石みたいにきらりと光って、外の匂いや音が全部鮮やかに届く気がしました。暑さでゆらぐ道や誰もいない校舎を走り回る想像は、自由に遊ぶ楽しさを素直に思い出させてくれます。息が上がるまで夢中になった時間は、あとで振り返ると大切な記憶の種になっていて、知らないことを試す勇気が少し育ったように思えました。蝉の声や鉄のにおいが夏の地図を作り、短い季節の中で何かを始めることの価値を教えてくれます。