歌詞ナビ > 氷川きよし > 残雪の町
ふたりがいつしか 恋仲と気づいた朝は 雪だった風花舞い散る 停車場に肩よせたたずむ うしろ姿よ声に 声に ならない 白い白い哀しみ降って 降って 心に降り積もる……何も言わず この町 旅立とうだから友よ 俺の涙 ふりむくな
野あざみ咲く道 自転車で夕焼け雲を 追いかけた少年時代の 走馬燈無邪気な笑顔が 浮んで来るよ遠い 遠い あの日が 砕け砕けちぎれて降って 降って 心に吹きすさぶ……いずれいつか 手紙に 綴るからだから友よ 俺の涙 ふりむくな
雪よ 雪よ 想い出 すべてすべて埋(うず)めて降って 降って 心に降り積もれ……明日(あす)はどこか ひとりで 遠い町だから友よ 俺の涙 ふりむくな
アルバム「演歌名曲コレクション16〜櫻〜」収録曲
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