言葉と心は絡まっている
この目から見失わないように
少し力んだら壊れそうで
気抜けば零れてしまいそうで
側にある それが当たり前に
ときに邪魔に甘える夜(よ)に
気付けてないのは僕だった
もう気付けば側にはいなかった
幸せのことばかりを
考えてはその手伸ばしてさ
雲は一体どこへ向かうんだろう？
何もかもが見えなくなっていく
目の前にある「生きている」証さえ
見つけられなかった
離さないで
限られた言葉も伝えないと意味がないように
未完成な世界で溺れていた僕は
ありがとうの想いも 永遠に消えてく想いも
言えるように この歌を今
一瞬で過ぎて行く日常に
敷かれたレール踏み外してみたり
その先に応えはあるから
特別とか喜劇的な台詞が理想じゃなくて
今を生きる たったそれだけ
思い切って息を吐け
ありったけの想いを胸に躍らせて
輝いて見え出した世界で憧れに縋ってさ
諦めた想いもいつか宙を舞って
今夜だけは夢を見させて
過去未来の前に僕は今を
生きたくてしょうがないよ
不意に落ちていく涙が叫んでいた
限られた言葉も伝えないと意味がないように
届くようにそう気付けたから
ありふれた言葉も 殺し切った想いも 残像も
濡れては乾いて流れ落ちていった
当たり前のすべてが当たり前じゃないって
色褪せないように この歌を今
いつまでもこの歌を唄おうか
言葉と心は絡まっている
この目から見失わないように
少し力んだら壊れそうで
気抜けば零れてしまいそうで
側にあるそれが当たり前に
ときに邪魔に甘える夜(よ)に
そんな日々が幸せなんだ
あの日あの場所の僕がいた
