背を向けて、閉めたドアの音に ずっと、ずっと縛れていた
手で押せば、開くドアの音を ずっと、ずっと恐れていた
嘘に嘘、重ねた嘘 あなたの真実だとしても
砕け散った 踏みにじった愛は あなたには贅沢だった
砂埃、巻き上げないように 僕は静かに息を呑んで
結末を見届けないままに あなたは匙を投げた
嘘に嘘、見繕う嘘、それがあなたの真実なら
これ以上、与えるものも あなたが奪えるものもない
嘘に嘘、重ねた嘘 あなたの真実だとしても
砕け散った 踏みにじった愛は あなたには贅沢だった
嘘に嘘、見繕う嘘、それがあなたの真実なら
これ以上、与えるものも あなたが奪えるものもない
[ Romaji ]
信頼していた人からの裏切りに直面し、崩れ去った愛の終焉を、冷徹かつ情熱的に描き出していました。嘘を重ね、真実を見失った相手に対する決別が、静かな怒りを伴って胸に響きます。閉ざされたドアの音に縛られ続けた過去から、ついに自分を解放しようとする覚悟が、非常に力強いです。もう奪われるものは何もないという境地は、深い悲しみを超えた先にある、一種の救いなのかもしれません。愛を蹂躙された痛みを抱えながらも、静かに息を呑んで結末を見届ける姿勢に、凛とした人間の尊厳を感じることができました。