土砂降り、濡れたつま先しか 今を感じられない
お願い、時を戻せるなら 初めて君の手を握ったあの日
見詰め合い笑った、その数だけ寂しくて
すれ違い背を向けた、その数だけ愛おしくなる
あなたを好きになれて良かった 寄り添う心、繋ぐ手、引き寄せて
こんなに好きになれて良かった それぞれ今を生きてゆくよ
どれくらい、時間が必要なの? 過去を愛せるまで
お願い、時を戻せるなら 愛でいっぱいの大喧嘩のあの日
大好きだった季節が大嫌いになる
次の季節を待たずに僕は一人になる
あなたを好きになれて良かった 痛みに学ぶ、真実、抱きしめて
それでも好きになれて良かった それぞれ歩き始めていくよ
あなたを好きになれて良かった 寄り添う心、繋ぐ手、引き寄せて
こんなに好きになれて良かった それぞれ今を生きてゆくよ
あなたを好きになれて良かった 痛みに学ぶ、真実、抱きしめて
それでも好きになれて良かった それぞれ歩き始めていくよ
[ Romaji ]
土砂降りの雨の中で過去を振り返り、痛みに学びながらも出会えた幸せを噛み締める姿が印象的でした。すれ違いや喧嘩さえも愛おしい思い出として昇華しようとする、切ないけれど前向きな別れの詩で、しっとりと心に馴染みました。新しい季節へ向けて一歩を踏み出す勇気が、雨上がりの空のように清らかで、読み終えた後は清々しい気持ちに包まれました。過去を愛せるようになるまでには時間が必要かもしれませんが、それでも「好きになれて良かった」と言い切る潔さが、深い愛情の証のように感じられ、そっと寄り添ってくれるような温かさを覚えました。