夢のかけら ガラス越しに 透かして見ていた
雨の中を 傘もささず 少し笑ってた
貼り付いた嘘 剥がす為には 涙が必要さ
腫れた心に 染み込ませて 見上げれば晴れていた
始まりの音が聴こえる
どこかで会ってた気がするような
恋のような
胸が踊る声が
今、会いたい 君に会いたい
まだ誰も知らない僕らを
途切れた夢の続きを
浮かべながら見つけに行こう
「好きだけど好きじゃない」を
抱きしめる自信がなかった
今何も恐れずに歌える
僕らの最初のうた
強くもなく弱くもなく手を繋いでいよう
遠くもない近くもない距離が重なって
一時停止のままの歌の続き歌っていいかな
懐かしいけど新しい体温で抱き合いたい
始まりの音が響いて
散らばっていた幾つかの点が
一つになり
君の心へ繋がる
本当の自分の声を
まだ君も知らない君を
確かな現在の続きを
見つめながら歩いて行こう
光が射した未来へ
まだ誰も知らない場所へ
今までの僕らを抱きしめて
聴こえる最初のうた
はじまりの唄が聴こえる
今、会いたい 君に会いたい
まだ君が知らない僕を
ここから夢の続きを
描きながら紡いで行こう
「好きだけど好きじゃない」を
抱きしめて生きていくよ
まだ誰も知らない世界で
歌うよ最初のうた