なにげない言葉さえ
押し寄せてくるようで
目を閉じても世界は煩すぎるままで
誰も知らないで
涙を風にのせてみて
呪いは誰も知らないで
あなたの胸の中に宿ればいい
過ぎてゆくことばかりが
ずっと眩しいままで
瞬きの間に2人は何を
失ったんだろうか
私たちは結局
誰もいない水辺で
飛び込むこともできず
ただ眺めるだけね
何も言わないで
思いの影を目で追って
呪いは誰も知らないで
あなたの上に届けばいい
止まっていた夜を置いて
泳ぎだした季節を
いつの日か忘れてしまえるように
笑ったりするんだ
ねえ、さよならの代わりに
もう一度夢を見せて
過ぎてゆくことばかりが
ずっと眩しいままで
瞬きの間に2人は何を
失ったんだろうか
失ったんだろうか