真壁寂室「狂犬夜行譚」歌詞

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狂犬夜行譚 / 真壁寂室
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「狂犬夜行譚」歌詞

歌手:真壁寂室
作詞:真壁寂室・ほろゐ
作曲:真壁寂室・ほろゐ


身の毛もよだつ恐怖心
善と悪舞い踊る脳裏
溜息も出ぬ程の腐れ外道
伽藍堂の心と朧月
情け無いわ殺めたいわ
文字の数の罪と罰を
仮面の下ゑ隠して居る
不敵な笑み望む素敵な終末

間違い許りを犯している
解せない憂いを溶かしている
此のインクは動脈血の様だった

首を括ってあんたと繋いだ
此の縄に絡まった手足
「御手柄ね」って笑みを零して
いい気になんなよ

カリスマなんてあんたに覚えない
見上げられる資格すら無ぇ
俺の理想に文句を付けるな
ガタガタ言うなよ
そいつぁお門違いだろ

我楽多みたいな札束に塗れ
一過性の快楽に咲く花
微笑っちまうね贅に溺れ
品も無いね...無一文で嘆いて居る
汚れた綺麗事
筆と紙が在るなら如何だって良いわ
揺れる煩悩に何思ふ
命懸けの第三章 描くトウキョウ

貧しい日々に犯されている
哀しい故に毒されている
心臓の痛みがお前に分かるかよ

腹を括って名家飛び出した
俺を負犬だなんて言う
凝り固まった其の価値観が気に入らねぇのよ
宵を飾った豪華絢爛も今となれば犬小屋の様
金で買える位の贅沢に興味が無いのよ
其処で吠え面かいてろ

此の不条理が如何にも幸にも
出来ないから今日も描いて居る
文才なんて僕には無かった
四百字が散って徒花だ

此の憎悪がインクになったら
心臓を突き刺して終いましょう
筆さえ在れば殺しも芸術だって、なぁ?

首を括ってあんたと繋いだ
此の縄に絡まった手足
「御手柄ね」って笑みを零して
いい気になんなよ

カリスマなんてあんたに覚えない
見上げられる資格すら無ぇ
俺の理想に文句を付けるな
ガタガタ言うなよ
排気瓦斯吐き出す様な遠吠え
狂犬の描く皮肉

其処で吠え面かいてろ


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