歌詞ナビ > 川中美幸 > 冬の華
涙まじりの 霙(みぞれ)か雪か頬(ほほ)を掠(かす)めて この襟(えり)濡らす行方(ゆくえ)預けて 解(ほど)いた帯は何を知るのか 冬の華ひとつ想い出 あればいい人の 人の儚(はかな)さ 知ればこそ
別れなみだは 化粧に隠す隠せないのは 情念(こころ)の乱れ見えぬ縁(えにし)に 縋(すが)ってみれば口紅(べに)もせつない 冬の華咲いて散りゆく ひとひらに人の 人の哀しさ 知ればこそ
冬の寒さの 隣りは春よ情愛(なさけ)・ぬくもり 袂(たもと)に包む積もることない 消えゆく雪にわが身重ねる 冬の華ひとつ想い出 あればいい人の 人の優しさ 知ればこそ
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