Payao「運命の刻」歌詞

馬車道駅で　二人落ち合って
「映画のワンシーン　真似するの」と
忍び込んだ　遊園地

遠くでサイレン　気に留めもしないで
始まりの予感　鳴る方へと
迂闊な二人　駆けていく

あの日　雨が降らなければ
あの日　抱き寄せたりしなければ
置き場所のない　この愛も
咲かずに済んだでしょう

二度ともう戻れない
君を知らない世界へと
「運命かもね」と
笑う君に僕は恋していた
回る　メリーゴーランド
景色が変わりはじめる
どこにも行けなくていいよ
ためらう二人に　ByeBye

外した指輪　ベッドから落っこちて
「後で拾うから」と君は
誰かに　言い訳した

まるで　穴の空いたボートで
まるで　愛し合っているかのような
大切にしまった　全部
悲しみに沈んでも
いいよ

もう解けない
絡み合う赤い糸が
「ずっとこのままで」
なんて言えない夜を恨んだ
ほら　見てみて　ご覧
寝ぼけた街が綺麗だね
悲しい顔をして
泣いているのは
why?

二度ともう戻れない
君がくれた世界へと
ありふれたブレスレット
確かな秘密　ここに残して
運命のメリーゴーランド
景色は変わり続ける
また巡り逢えるまで
ありがとう
さようなら
ByeBye