旅人電燈|歌詞 米津玄師

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旅人電燈 米津玄師
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「旅人電燈」歌詞


[よみ:たびびとでんとう]
歌手:米津玄師 作詞:米津玄師
作曲:米津玄師
ぼくは古い電燈 砂漠の真ん中でひとり
空に穴が開いて 灯りが漏れる夜

凍えた砂の上 墓標の立ち並ぶ場所で
息を吸い込んだ 肺いっぱい吸い込んだ

「誰か 誰か ぼくを 探して おくれ
寂しい 夜を ひとつ 切り取って おくれ
遠く 遠く 地の果て まで 届く ように ぼくは
照らして いるから いつでも」

ぼくは古い電燈 埃に塗れてはひとり
枯れた井戸の縁に 見知らぬ首飾り

いつのまにかここは 都市から砂漠へと変わり
あんなに賑わった 遠い過去も幻

「誰か 誰か ぼくを 見つけて おくれ
青い 青い 海へ 連れてって おくれ
甘い 匂いを 振り払い 続ける ため ぼくは
灯って いるから いつでも」

見つめてるよ ぼくは今も
地球の上で光る星だ
誰も ぼくを 知らなくとも
まだ見ぬあなたのために光る

見つめてるよ ぼくは今も
闇の中生きる電燈だ
消せない 傷も 消えないまま
灯りは旅立ち歌を歌う

見つめてるよ ぼくは今も
地球の上で光る星だ
誰も ぼくを 知らなくとも
まだ見ぬあなたのために光る

あなたに会いたいな



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旅人電燈の一言メモ

静かな砂の世界にぽつんと立つ灯りの視点が新鮮で、孤独を抱えながらも誰かを想って光り続ける姿に胸が温かくなりました。過ぎ去った賑わいを見送った後も、自分の役目を手放さず、見えない相手へ向けて合図を送り続ける態度がとても健気で、美しく感じます。風にさらされても、埃にまみれても、消えない灯がそっと周りを包むようで、弱さを抱えたまま強くあることの意味をやさしく教えてくれました。遠くの海や星を思い描く景色は、終わらない夜を少しだけ明るくして、どこかへ辿り着ける予感を運んでくれます。見たことのない誰かに向けた願いが真っすぐで、名前も知られなくていいという潔さに清々しさを覚えました。静かな呼吸のように続く光の物語は、待つ時間を価値あるものへ変えてくれて、今日をそっと包み込む優しさとして心に残りました。
米津玄師
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