戀愛博物館 / 松永天馬 歌詞

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戀愛博物館 / 松永天馬
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戀愛博物館 歌詞


[よみ:れんあいみゅーじあむ]
歌手:松永天馬
作詞:松永天馬
作曲:松永天馬

もう足を止める者はない
常設展示のガラスケースには
君の涙 にじんだハンカチ
あの日のメッセージ 閉じ込めたブローチ

閉館まぎわ 誰も見向きもしない
映写ルーム 流れる キスシーンだって
抱き合う彫刻だって 夜に沈んで
見つめる背中 指紋が浮かび

館内放送 終りを告げるけれど
ここから一歩すらも
歩き出せないよ そう ここは

戀愛博物館
僕は見ていた 君を見ていた
笑顔の君や 泣いてる君を
ただ見つめてた 見ているだけだった oh
ひとりぼっちの戀愛博物館

もう足を止める君はいない
ハートの化石 ヒビを繋いでは
デート チケット テープで止めて
優しい寝顔 デスマスクにしても

特別展はいつも人だかりさ
行列まぎれて 誰か探したって
新しい恋人に誰かの
面影見つけて 秋が来る

館内アナウンス 別れを告げるけれど
ここからずっと ずっと
踏み出せずにいるよ

戀愛博物館
僕はできない 何もできない
笑顔の君や 泣いてる君に
何も言えない 抱きしめられもしない
昨日の国の 戀愛博物館で

最後の小部屋にあったのは
ただの
鏡さ

ここにあるのは愛の剥製
愛の亡骸 死んだ時間さ
足を止めないで
僕を見ないで
ガラスの向こう
立ち止まらないで

僕は見ていた 君を見ていた
最初の夜や 最後の朝の
君を見ていた 見ているだけだった
焼け跡みたいな ここは
戀愛博物館

アルバム「黒一点」収録曲


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戀愛博物館の一言メモ

過ぎ去った情愛の断片を標本のように陳列し、動かぬ時間の中で静止したままの感情を客観的に見つめる独創的な視点に触れ、背筋が凍るような戦慄と美しさを覚えました。かつては瑞々しい体温を分かち合っていたはずの記録も、現在は硝子越しに眺めるだけの化石へと変貌し、自分自身さえも展示の一部として暗闇に同化しています。閉ざされた空間で過去の幻影に囚われ、出口を見失ったまま立ち尽くす姿が非常に幻想的で、もはや触れることの叶わぬ記憶への執着が哀しく描かれていました。華やかな特別展の賑わいとは対照的な、冷え切った剥製のような愛の亡骸が、静まり返った館内に重く沈殿しています。終焉を告げる合図を無視して昨日という国に留まり、焼け跡のような心象風景を独り彷徨い続ける孤独が、どこまでも虚しく響き渡っておりました。
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