吃る恋 / 松永天馬 歌詞

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吃る恋 / 松永天馬
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吃る恋 歌詞


[よみ:どもるこい]
歌手:松永天馬
作詞:松永天馬
作曲:松永天馬

口が乞う 血が通うように
口が君の名前を求めてる
キャンディのように舌で転がして
だけど喉は硬く蕾んでる

音が乞う インク滲むように
文字はいつも声になるのを夢見てる
だけどダメさ 口にした瞬間に
言葉の花は日照り枯れてく

呼吸を整えて世界とキスをした
くちびるとくちびる 重ねるように
空気揺らして

ぼ、ぼ、ぼ、ぼ、ぼくは
ききき、き、き、きみのことが
ど、ど、ど、ど、どうしようもなく
言葉が追い越してった
僕と世界を追い越してった
君はどんどん遠ざかってった
ど、ど、ど、吃る恋

口が恋う 煙おぼえて
君の名前もう忘れようとした
抜けた子供の歯のように吐き出して
種になった歌のメロディ誤魔化して

話し方教室の窓際の席から
君のくちびるまで億万光年
飛ばす紙ヒコーキのように

わ、わ、わ、わ、わたしは
あああ、あ、ああ、あなたと
つ、つ、つ、つ、繋がりたくて
ペンで書けばいいのでしょうか
剣を交わせばいいのでしょうか
問いかけることすら出来ないまま
ど、ど、ど、吃る恋

君に笑われるかも
怖がられるかもね
避けられるかも
馬鹿にされるかも
だけどいつかきっと

言えるのかな

ぼ、ぼ、ぼ、ぼ、ぼくは
ききき、き、き、きみのことが
ど、ど、ど、ど、どうしようもなく
歌だけが追い越してった
メロディだけ空回ってった
君はどんどんステージから
客席から遠ざかってった

ぼ、ぼ、ぼ、ぼ、ぼくは
ききき、き、き、きみのことが
ど、ど、ど、ど、どうしようもなく
愛だけが追い越してった
愛と名付けられる前のものが
僕の名前が呼ばれた気がして
ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、
吃る恋

アルバム「黒一点」収録曲


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吃る恋の一言メモ

胸の奥で渦巻く膨大な愛着が、喉元でせき止められてしまうもどかしさに激しく共鳴いたしました。喉が蕾のように固く閉ざされ、伝えたい音節が震えるたびに、宇宙的な距離感を感じる切実な葛藤が鮮烈に描かれています。かつては勇気が出ずに紙飛行機を飛ばすような夢想に耽っていましたが、今は言葉にならない叫びが旋律を追い越し、剥き出しの熱量となって溢れ出しました。周囲の嘲笑や拒絶を恐れながらも、繋がりを求めて懸命に空気を震わせる不器用な誠実さが、何よりも美しく輝いています。流暢に話せない代わりに、既存の名前すら付けられない純粋な何かが、激しい衝動となって世界を貫いていきました。心の震えがそのまま愛の形となって、遠い客席まで真っ直ぐに届いています。
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