一の谷|歌詞 辰巳ゆうと

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一の谷 辰巳ゆうと
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「一の谷」歌詞


[よみ:いちのたに]
歌手:

辰巳ゆうと

作詞:鮫島琉星
作曲:宮下健治
我が身つねって 痛さを知れば
他人に優しく なれるもの
人を笑って 指刺せば
あとの三つが 自分を刺した
醒めて静寂(しじま)に 仰いだ一の谷

敵は憎いが憎まぬ人に 涙こらえて太刀を振る
獲った御首(みしるし) 兜を剥(は)げば
我が子に似たる公達(きんだち)に もしや
もしやそなたは 敦盛(あつもり)どの!

誰が吹くやら 笛の音(ね)悲し
叶わぬ願いを かき立てる
惚れちゃいけない 人ゆえに
こぼす涙に 唇かんで
「無理を言うな」と 自分に無理を言う

窓に今夜も おいでか月よ
見上げて明日(あした)の 夢を見る
やがて小枝(さえだ)は 幹となり
月を破って 夜空に映える
滾(たぎ)る命に 日も射す一の谷

アルバム「だけ、だけ、だけ、だけ、演歌だけ!〜辰巳ゆうとサードアルバム〜」収録曲



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一の谷の一言メモ

刃の光と静けさが同居する語り口で、古い景色が目の前に立ち上がるように感じます。戦場の緊張や人間の弱さが抑制された言葉で綴られており、読んだときには胸が締めつけられる場面がありましたが、その痛みがやがて誇りや決意へと変わっていく様子も見えました。過去の出来事が現在の行動を支えていることが伝わり、詩的な比喩が情景を豊かに彩っていました。語り手の覚悟が静かに響き、夜明け前の空気まで想像させる力がありました。
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