満開の桜の下で
君の影が振り向くよ ほら
汚(けが)れない瞳(め)で 夢を話して
小指差し出し うつむいたひと
卒業式の校舎の裏で
初めてキスをしたよね
街を出てゆく僕に
泣いてエール 送ってくれた
制服の白いスカーフ
胸にしみるまぶしさだった
桜並木で写した写真
君はいつしか捨てただろうか
卒業しても 変わらないでと
約束したね 何度も
花吹雪舞う空に
笑い声さ がんばってねと
卒業式の校舎の裏で
初めてキスをしたよね
18歳(じゅうはち)の笑顔たち
あれが僕さ ほんとの僕さ
[ Romaji ]
桜吹雪の中で交わした約束や、校舎の裏での甘酸っぱい記憶が、鮮明な景色として蘇ってきました。幼い頃の真っ直ぐな瞳で語った夢が、今はもう遠い日の影のようになっている切なさが胸に響きます。制服の白さが象徴する純粋な時代を、今の自分が見つめ直す時間は、寂しくもあり温かくもありました。変わらないでと願ったあの頃の笑顔が、本当の自分であったと認める瞬間に、青春という季節の尊さを改めて実感します。