空は水色
スパンコールの日向
窓を開ければ
夏っぽいにおい
空は水色
ときめく胸は反射光
瞼閉じれば
カレイドスコープ
忙しい日々に理由なんてなくて
幸せのかたちもわからないね
クジラがしっぽ出す海はどこだろう
そこまで行けたら
街は昼色
寝転ぶ雲と遊歩道
空気が肌に
まとわりつく
毒が少し混じり出す
首をそっと狙ってる
あなたのこと本当は許したい
空は水色
スパンコールの日差し
瞼閉じれば
カレイドスコープ
僕はいつも何かに駆られて
体を巡る血が沸き立つようさ
クジラがしっぽ出す海はどこだろう
そこまで行けたらいいのにな
[ Romaji ]
水色の空にきらりと光が跳ねて、胸の鼓動が軽く弾む景色が広がりました。窓から入る夏めいた匂いに、忙しさの理由を探す気持ちが一度ほどけたのがうれしかったです。まぶたを閉じると万華鏡の模様が静かに巡り、混ざり合う色が心の角を丸くしてくれました。過去には尖った気持ちに引きずられた瞬間もありましたが、今は許したいと願う思いが穏やかに息をしています。少し毒を含む空気も、正面から向き合えば輪郭が見えると分かりました。遠くの海に大きな尾が跳ねる想像は、未知へ歩み出す合図みたいで頼もしいです。体の中で熱が巡る現在の瞬間を、やさしく受け止められました。明日は涼しい影を選びながら、心地よい速度で進みます。