「一気に行くぜ!」
「ああ」
その手で 武器を握り
その手で 敵を倒す
その手で いのちを奪う
同じ手で あたたかさに触れ
同じ手で 柔らかさに触れ
同じ手で いのちに触れる
「そうら」
「行くぞ!」
「俺の裸を見る奴は…死ぬぜ…!」
見つからぬままの
さがしもの
「……」
[ Romaji ]
荒々しい場面とやわらかな触れ合いが同じ手に宿る描写に胸がぎゅっとなりました。かつて戦いの中で迷ったこともあったのだろうと想像しましたが、その経験が今の強さを支えていたように思えました。今は冷たさと温もりが交差して探しものがまだ見つかっていない切なさが伝わります。短い言葉で感情がはっきりしていて、子どもでも情景を思い描けるやさしさがあり、何度も心に問いかけたくなる余地がありました。