住宅街を抜ける車
咲いてるツツジ写してった
曇り空ぶら下がるミカン
齧ったらどんな味するんだ
齧ったらなんて漢字書けねえや
まいったな毎日ぼやき足りねえな
fitしない服も捨てられねえや
待ってる次のバス遅れてんだ
え てか何もねえ
てか何もねえ
てか何もねえ
え てか何もねえ
愛想で笑う 振れる無い袖
あいつの揺れる肩がアイソレ
やりたい事ないから三度寝
ついでに挟んだ体温計
え てか何もねえ
てか何もねえ
てか何もねえ
え てか何もねえ
足りない足りない足りないや
何かがあるかな明日には
何もかもがどうでもいいや
隣の人 ため息ついた
ぬるい風 凪いだら
不意の雨 止んだら
落ち葉が 乾いたら
何か変わるかな
暖かくなったな
食欲もあるから
少しは笑えた
少しはマシかな
朝から布団は敷いたまま
東向きだから暗い部屋
いつだって散らかってんだ
小遣い無いからやめとくウーバー
え てか何もねえ
てか何もねえ
てか何もねえ
え てか何もねえ
足りない足りない足りないや
何かがあるかな明日には
俺がいることで何かしら
いいことあるなら良かったな
光が差したら
汗ばんでくる肌
緑が揺れたら
生きてみようかな
暖かくなったな
食欲もあるから
少しは笑えた
少しはマシかな
住宅街を抜ける車
咲いてるツツジ写してった
曇り空ぶら下がるミカン
齧ったらどんな味するんだ
[ Romaji ]
住宅街の風景やちょっとした出来事がぽつぽつ並んでいるのを見ていると、何も特別なことが起きていないようでいて心の中はけっこう動いていたことに気づかされました。朝の布団や遅れたバス、捨てられない服といった小さな日常が積み重なって、ある日ふと「足りない」と感じる瞬間が生まれるのだと感じます。以前は何もかもどうでもいいと思ってしまった時期もあったけれど、季節が変わって暖かさや食欲が戻ってきたら少し笑えた経験がありました。隣の人のため息や不意の雨が心に引っかかる場面があり、それが日々の色合いを変えていたのだと気づきました。何かが変わるかもしれないという期待を持ちながらも、変化はゆっくりであることが多く、だからこそ小さな変化を見逃さないでいたいと思わせる内容でした。散らかった部屋や節約の工夫といった等身大の描写が親しみやすく、読んでいると肩の力が抜けるような安心感がありました。結局は今日の些細な出来事が明日の気分を作るのだと考えさせられ、もう少しだけ歩いてみようという気持ちになりました。