新しい季節に僕はいなくても
変わらないままの帰り道
手を振って
聞いて
言葉の隅で
きっと会えるから
届いてるかな
まだ言えてないこと
ここにあったの
でもいいよ
日が暮れる頃には
また思い出すから
途絶えた魔法
戻れないんだよ
思い描いてたこととか
本当 嘘も
重ねる色も
なぞる砕いた記憶に
いたから
新しい季節に僕はいなくても
変わらないままの帰り道
手を振って
聞いて
言葉の隅で
きっと会えるから
届いてるかな
[ Romaji ]
変わらない帰り道を見送るような静かな寂しさが胸に残りました。季節が替わってもそこにいない誰かを想う気持ちが、そっと手を振る仕草に重なって見えました。言葉にできなかったことを胸にしまい、夕暮れにふと蘇る記憶を大切に抱えている優しさがありました。届いているか確かめたくなる切なさと、また会えると信じる小さな希望が同居していて、読み終えた後は穏やかな余韻が長く続きました。忘れかけた約束や言いそびれた言葉が時間の隙間で小さく光っているように思えましたし、たとえ姿が見えなくても日々の風景が誰かとのつながりを教えてくれることに気づかされました。優しい記憶を抱いて歩くことが、前に進む力になるのだと感じました。