君まで届いた?
浮かんで消えた
夏をかたどって
笑っていた
名前を呼んでもいい?
鍵をかけるように
目に映る色も欠ける時
はぐれても
そうやって手を伸ばしたら
瞼を落としていいかな
そんなこと
いつか見た映画の
子どもみたいに
失くしていくんだ
言葉になってしまった風景と
約束、青い風
ほどくような声だけ
一欠片の孤独と
書き留めるように歌ってよ
でもいつか
鍵をかけるように
目に映る色も欠ける時
はぐれても
そうやって手を伸ばしたら
瞼を落としていいかな
そんなこと
[ Romaji ]
夏の名残がふわりと消えていくような景色を思い浮かべると、胸の奥に小さな灯りがともる気がしました。届かない言葉や、鍵をかけるように色が薄れていく瞬間を抱えながらも、誰かに手を伸ばす勇気が愛おしく感じられました。映画の一場面のような幼さと、失くしていくことへの静かな諦めが同居していて、孤独のかけらを歌にして残そうとする意志が伝わってきました。はぐれても瞼を閉じていいかと問いかける素直さが優しく、忘れたくない風景を大切に胸にしまっておきたいと思わせる余韻が残りました。