誰の命日
誰かの誕生日
そんな今日が始まる
ハロー異世界
君はどうする?
今日も今日が始まるのさ
ブリキの街は乱痴気騒ぎ
今日も命の音いっぱい
水の都も 燃える砂漠も
かわりばんこで夜が明ける
“新しい”は涎垂らして
昨日に齧りつき呑み込んだ
誰も知らない今、この世界
時間は止まらない
1.2.3.4
廻る廻る星は
たくさんの矛盾抱いて
戦いも平穏も同じ宙の下
起きる
僕はAM3:00過ぎ
パンとミルクを頬張って出かける
物語を始める
特権なら持っているんだ
さあ幕開けだ
いつでも構わないよ
誰の命日
誰かの誕生日
そんな今日が始まる
ハロー異世界
君はどうする?
今日も今日が始まるのさ
有明の空
眠らない街
響く蒸気機関の音
齧られた月
光りだす世界
今日も今日が始まる
[ Romaji ]
夜が明ける前の街のざわめきが目の前に広がるようで、毎日が新しい始まりであることを静かに教えてくれました。いろんな場所で同じ時間が巡っていることに驚きと安心が混ざり、誰かの特別な日もいつもの朝も同じ世界の一部だと気づかされました。眠らない街の音や小さな習慣が物語を動かしていて、主人公が夜中に出かける場面は勇気ある一歩に見えました。過去にしがみつくことなく、今を受け入れて進もうとする姿勢が素直に伝わり、読後には自分もささやかな冒険を始めたくなる気持ちになりました。