ふたりの夢の交差点の一言メモ
別れのあとにも続いていく優しさが、少しずつ育っていく様子がていねいに伝わってきます。泣いた記憶がぼんやりしていても、そっと袖をつかんだ弱さや、困ったような笑顔のぬくもりは消えずに残っているように思えます。道が分かれても、手を伸ばせば届く距離で支え合う約束があるので、心の中の空は極端に曇りませんでした。強がる日にも、笑ってみせる日にも、相手を思う気持ちが力に変わり、前へ進む足取りが軽くなっています。さびしさを隠してしまうことが時々ありますが、それでも会いたい気持ちは静かに続いていて、胸の奥で明かりのように灯り続けます。小さな夢でも大切に温めてきたことを伝えたいという願いは、やさしい荷物としてポケットに入って、再会の瞬間までずっと待機しています。叱ってくれる言葉も、なぐさめてくれる言葉も、どちらも同じくらいありがたくて、弱いところを責めない態度が安心をつくっていました。うれしい出来事はまっさきに知らせたい、つらいときはためらわず頼りたいという気持ちは、互いの間に太い橋を渡してくれます。交差点という場所は、たまたま立ち止まる点ではなく、新しい笑顔が生まれる入口として描かれていて、再び出会う未来をやさしく照らしています。今はまだ夢の途中でも、ふたりで確かめた温度が背中を押してくれて、あきらめそうになった夕方にも一歩を出せました。待つことはただのがまんではなく、相手を思い続ける行いだと教えてくれて、時間の積み重ねが絆を太くしていきます。涙の朝があっても、笑顔の夜があっても、どちらも思い出の箱に入って、次の再会をあたたかく迎える支度になっていきます。約束は声で終わりません。日々の小さな選び方がつながりになり、やがて夢が交わる場面で、新しくて誇らしい表情に生まれ変わるのだと思います。