ポケットのなか からっぽのまま
つまんだ愛は 冷えきったままだろう
きみのそうくつした もう隠したの
ほしいものが まだわからないの
さいごくらいは
思い出たちを吊るして
ブーツの底でこぼれていく
ふきのとうを食べるまでそばにいて
つぎの予定もないままにクリスマスでも
おーらい、もう言わない
おーらい、あどけない
ぼくだけに見せてほしかったけど
それなりさ健康にしてなよ
おーらい、もうあわない
おーらい
とおくはなれたチャイムも
うずまき管にせまってる
いつのまにかあなたを薄めていくのわかって
さいごくらいは
思い出たちを吊るして
ブーツの底でこぼれていく
らららら
[ Romaji ]
空っぽのポケットに冷え切った愛を忍ばせ、終わりの気配を感じながらも共に過ごした時間を慈しむ姿が切ないです。かつて見せてくれたあどけない表情を思い出しつつ、健康を祈って別れを受け入れる優しさが胸に染みました。チャイムの音と共に薄れていく記憶を、最後の一瞬まで大切に吊るしておこうとする健気さが愛おしいです。