あなたに譬えた景色がある
あなたとふたりで見に行きたい
春に咲く花の名を忘れないように
優しく降り注ぐ朝陽に願いを
夏の花、実る果実が香る
強く見守る陽射しに願いを
渡り鳥たちが風に身を委ねて
穏やかに逆らわずに舞うように
あなたに譬えた音色がある
あなたとふたりで聴きに行きたい
秋に散る、色付いた葉に想い馳せ
静かに語り掛ける夕陽に願いを
冬の花、耐え凌ぎ 芽生え備えるように
喜びに満ちた夜空に願いを
雨に打たれ、風に吹かれ、照らす太陽に
心のまま逆らわずに歩いていく
あなたに譬えた香りがある
あなたとふたりで包まれたい
あなたに譬えた景色がある
あなたとふたりで見に行きたい
あなたに譬えた音色がある
あなたとふたりで聴きに行きたい
[ Romaji ]
四季折々の美しい風景を愛する人に投影する表現が、極めて情緒豊かで洗練されています。自然の移ろいと歩調を合わせるように相手を想う一途さが、静かな感動を呼び起こしました。朝陽や風のように穏やかで、かつ凛とした気品のある愛情に満ちた世界観でした。五感を通じて愛を確かめ合うような贅沢な感性が、日常の何気ない景色を特別な宝物へと変えてくれました。