ハア 朝も早よからヨー
カンテラ下げてナイ
坑内通いもヨー
ドンと主のためナイ
ハア 遠く離れてヨー
逢いたい時はナイ
月が鏡とヨー
ドンとなれば良いナイ
ハア 仕事終えたらヨー
逢おうじゃないかナイ
月のボタ山ヨー
ドンとあの蔭でナイ
ハア 逢えばさほどのヨー
話もないがナイ
逢わなきゃその日がヨー
ドンと過ごされぬナイ
[ Romaji ]
朝の暗がりに灯る小さな明かりや道具の音が目に浮かび、働く人たちの息づかいがそっと伝わりました。以前は遠い話に思っていましたが、読み進めるうちに仲間同士のやりとりが身近に思えます。月明かりが道しるべのように優しく照らし、会える約束を待つ気持ちが温かく残りました。作業のリズムや掛け声が力を合わせる合図になっており、見守る人の存在も心強く感じました。昔の知恵が今も生きていることが分かり、読むたびにやさしい気持ちが広がり、誰かと顔を合わせる大切さを改めて教えてくれました。