二度と行こまい 丹後の宮津
縞の財布が 空となる
丹後の宮津でピンと出した
逢うて嬉れしや 別れのつらさ
逢うて別れが 無けりゃよい
丹後の宮津でピンと出した
丹後ちりめん 加賀の絹
仙台平には南部縞
陸奥の米沢江戸小倉
丹後の宮津でピンと出した
[ Romaji ]
港や町の色や手仕事の匂いがふっと心に届き、昔の時間が目の前に広がるように感じました。出会いと別れの重さが静かに伝わり、私はしんとした気持ちになりましたが、人々のたくましさが今も息づいていると感じます。織物や道具の名が並ぶたびに、見えない歴史がそっと教えてくれるようで、読むたびに新しい気づきがありました。波や声が遠くから聞こえるようで、思わず笑顔になり、また読み返したくなりました。