みかんの花が 咲いている
思い出の道 丘の道
はるかに見える 青い海
お船が遠く かすんでる
黒い煙を はきながら
お船はどこへ いくのでしょう
波にゆられて 島のかげ
汽笛がぼうと 鳴りました
いつか来た丘 母さんと
一緒にながめた あの島よ
今日もひとりで 見ていると
やさしい母さん 思われる
[ Romaji ]
みかんの花が咲く風景を思い浮かべると、胸の奥にやわらかな光が差し込みました。遠くの海や汽笛の音が記憶の扉をたたき、昔の時間がふわりと戻ってきたことを思い出しました。丘の道を歩いた日の匂いや風の冷たさまで蘇り、母と並んで見た景色が心を包みました。小さな白い花びらが目に残り、未来への小さな道しるべのように感じます。ひとりで眺める今も温もりが続き、寂しさが混ざる場面でも優しい気持ちが支えてくれると信じています。