ママの おなかに いたときは
ぷかぷか ゆらゆら いいきもち
ママが わらうと たのしくて
おへその つなで あいずをしてたよ
だけど だけどね
もう ぜったい はいんない
やさしい かおが みえるから
ママの おなかは あったかで
ふんわり うとうと いいきもち
パパの こえが きこえると
うれしくなって バンザイしてたよ
だけど だけどね
もう ぜったい はいんない
いっしょに ふとんで ねられるから
ママの おなかは やわらかで
ぷくぷく ふわふわ いいきもち
そらに うかんで いたみたい
どきどきしちゃう ふしぎが いっぱい
だけど だけどね
もう ぜったい はいんない
いつでも そばに いたいから
[ Romaji ]
やわらかな揺れの思い出が毛布みたいに心を包み、読んでいるだけでまぶたがとろんとしました。まるで小さな光でした。笑い声や呼びかけが合図になって、安心がぽんと膨らむ様子が愛らしいです。昔は遠い記憶の話だと思っていましたが、今は手の届く毎日のぬくもりとして感じられました。もう戻らない場所への憧れが、今そばにいる喜びへそっと橋をかけます。ふわふわした語り口でも芯は確かで、家族のそばで眠る幸せが静かに息をしています。目を閉じると空に浮かぶような軽さが広がり、布団の中の小さな万歳まで想像できました。今はいつでもそばにいる約束をたいせつに抱えて、やすらぎを丁寧に重ねていけます。