viviの一言メモ
言葉を飲み込んでしまったあとも、その重さが背中に残っているような気持ちになりました。口に出せば軽くなるはずの想いが、形にすると色あせてしまう不思議さに胸が痛みました。夜の街を二人で置いていく場面を思うと、静かな寂しさと決意が同時に迫ってきて、手紙を書くために思い出をたぐる様子がやさしく感じられます。嘘に変わる言葉や、行方の見えない鳥のような感情を抱えながらも、互いに寄り添って歩いてきた温かさが伝わってきました。触れ合うことでしか確かめられないぬくもりと、言葉にできないもどかしさが混ざり合っていて、胸がぎゅっとなりました。溶ける琥珀の色や空を漂う気球の絵が夢のように浮かび、遠くで鳴るニュースの声が現実を思い出させます。別れの朝を迎える覚悟と、今ある時間を大切にしたいという気持ちが同時に描かれていて、やさしい悲しみが心を満たしました。