海沿い 風を切って走らせる
夕日が 青を優しく溶かした
君のくれた言葉を 頭の中でなぞる
あの日君は一瞬で わたしの色を変えてくれた
春を知らなかった わたしのそばで
泣き虫だなぁって笑う人
春が連れてくる あの日の君の
声が聴こえてくる
今年も 街にあの花が咲いて
静かに 始まりをくれるみたい
いまは自分のことも やっと好きになれたわ
あの日君は一瞬で 世界の色を変えてくれた
春が連れてくる あの日の君を
もう会えないと知ってるの
春が連れてくる 笑ってる君は
あの日と同じまま
あの街の空はどんなだっけな
大切な人ができたの
春が連れてくる 重なる影を
優しく包んでいく
海沿い 風を切って走らせる
あの歌 口ずさんで帰ろう
[ Romaji ]
海沿いを走る風のように爽やかで、けれど夕日に溶けていくような切なさを孕んだ、忘れられない人への追憶が綴られていました。あの日、自分の世界を塗り替えてくれた人の面影を、春の花や風の中に探し続ける姿が美しいです。もう会えない寂しさを抱えながらも、今の自分を好きになれたという報告に、悲しみを乗り越えた静かな強さを感じました。