何度目だ これで 同じ間違い いつまで続けるのか
君 泣かしたくない 君 泣かしたくない
思うだけでは 伝えられない 心がけているのに
君 邪魔したくない 君 邪魔したくない
君の性格からして そんなものですら背負ってしまうんだろう
主に意地で
重石になりたくない だって 好きだからさぁ
たったひとつの言葉が いつも喉から出かかっては
そこで 澱み またタイミングを逃す
君には 君だけには 情けない顔見られたくはないと 力み
また君を傷つけている
裏を返せば 自分のことが可愛いだけか それでも
君 泣かしたくない 君 泣かしたくない
難しい言い回しを装飾し 煙に巻いてしまうんだろう
大体、意地で
辟易さ 我ながら なんて馬鹿なのかなぁ
たったひとつの言葉が いつも喉から出かかっては
そこで 澱み またタイミングを逃す
君には 君だけには 情けない顔見られたくはないと 力み
また君を遠ざけている
寒空の澄んだ青に 体溶かした雲が 身をよじらせて浮かぶ
心が軽くなった気がした
切欠はそんな程度で 今度こそはって思えたりして
たったひとつの言葉で やり直しがきくというなら
それは とても 幸せなことだから
君とは 君だけとは ずっとそうやって間違い合っていたいと 今は思い
また 君の歩幅に合わす