鳥羽一郎「海峡酒場唄」歌詞

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海峡酒場唄 / 鳥羽一郎

「海峡酒場唄」歌詞

歌手:鳥羽一郎
作詞:水木れいじ
作曲:叶弦大

古い錨に からんだ夕顔の
花も淋しい 海峡酒場
あいつに言えない ままだった
男のこころの 裏の裏…
ひと口…ふた口… 呑めば無口にさせる酒

赤いネオンも 凍(しば)れる木枯らしに
雪が舞い込む 海峡酒場
底冷えしそうな 人の世で
ちいさな温もり くれた奴…
ひと節…ふた節… 誰が歌うかブルースを

軒の氷柱(つらら)を 砕いて酒ン中
外は吹雪の 海峡酒場
明日(あした)はどこかの 北荒野
手紙を燃やして 忘れよか…
ひと口…ふた口… 呑めば泣かせる面影よ


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1 旅枕あてもなく 流されて さすらうこの胸に
2 風を起こせ風が吹くのを 当てにして 人生のんびり 寝て待つな
3 されど人生酔い醒(ざ)め水の 冷たさが 五臓六腑に 沁みわたる
4 つれづれの酒未練が飲ませる 酒がある 思い出捨てたい 酒もある
5 北海の花波が凍る 港は眠る シベリアおろし 地吹雪吹雪
6 一本道の唄泣きたくなるよな 長い一本道を 歩いて来ました
7 日向灘ひむかの朝日が 熱く燃えて登るぜ 真っ赤に染まる
8 おふくろの浜唄あかぎれ指先 痛かろな いつもの笑顔で 網を刺す
9 夜霧の運河霧は男の ため息か それとも女の 寒い吐息か
10 おれの北緯四十度朝は燃える 太陽 夜は揺れる 漁火 北の海 大漁旗を
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