君は夕べ僕の夢を見た 星の明るい夜 歩きながら
僕はずっと何か言いたげだったと...
僕は僕で君の夢を見た 淡い色のストールを巻いて
長い髪をかきあげて黙る 夜の静寂(しじま)
月は満ちていく 僕らの間に
流れ出す川はいつからこんな 静かに胸をかき乱す
いつも君に優しい気持ちで ずっと君に愛しい気持ちで
あの日会った時みたいにいられない?
君が眠る気配を感じて 僕はそっと一人起き出して
あの日二人 聞いたアルバムをかける...
こんなに一緒に 幾つもの季節紡(つむ)いで 生きてきたね
月は満ちていく 僕らの間に
存在している確かなもの それは強い絆さ
歪(ひず)まないように 言葉にしなくちゃ
遅すぎないように 君の心がどこか遠くに行かないように