香る夜の匂い辿り
夜明けはまだ遠く
探しもの求め ふらり
撫でる風に誘われるまま。
いつからか君の声や姿
闇に見るんだ。
あの日亡くしたままの
君はどこにいる?
いつか 君が育てていた
月の光で咲く花を
星のない夜に会いに来た
月の下で咲く、君の花
白いベール纏い、踊るように
僕はただ遠く
見つめてただけ。
覚めることはなく
だが、夢見ることもなくて。
隔たれた世界の境界線の外で
ただ君は踊る、踊る。
君は僕に気がつかないまま。
例えあなたのその体が
ここに無くても
ただ、淡くゆれてる花
この花こそが
君が生きた証でしょう?
心 残した者達が
月の光で咲く花に。
星のない夜に会いに来た
君だけを照らす、月明り
白いベール纏い、踊るように
君はただ遠く
どこかを見つめて。
星のない夜に会いに来た
月の光浴び、咲いた花
君は『ただいま』も『さよなら』も
言わずに消えてく…
消えてゆく…
ランランランラ ララララ
ランラン ランラン
ランラン ランラン ララ…