青く眩い月の光に 今夜二人は
冷たくなった心 静かに解く
君の願いと乾いた嘘を 絡み合わせて
切なさのスレスレに 船を浮かべた
叶わぬ思いを 伝えようとして
吐息混じりの言葉は 途中で途切れた
流した涙より 偽りの言葉で
上手くやり抜ける 術を知りながら
青く眩い月の光で 手探りのまま
孤独を抱いた身体 重ね合わせて
降り始めた雨は今夜も 止む事を忘れ
出会った夜と同じ そして今でも
バラの花束を 撃ち抜かれても
手にした物は 全てが消えゆく定めと
背中に絡みつく 赤い風切って
狂った朝日に 輝くマシンが叫ぶ
流した涙より 偽りの言葉で
上手くやり抜ける 術を知りながら
果てしない未来に 光など無くても
君の明日さえ 時に歪んでても
君のそばにある 日差しを追いかけろ