こばやしゆうと「シャーリーの焦燥」歌詞

大抵のことは何でも知っていた
文数科学も世俗も歴史も
分からないことが分からないなんて
慢心するほどに

予想と予測は確定的中
名推理だなんてもてはやされて
難解以上の迷宮なんてもうありはしないと思ってた

なのにさ君の明解な言葉の本音はまるで分からない
証明できない命題のような　瞳の影に吸い込まれて

そうだ君の心解き明かすのは
ジェームズじゃなくて僕だからさ
難攻不落でも迷宮にはさせやしない

大抵のことは何でもできますよ
射撃にフィドルに格闘技も少々
肝心の女性の扱いはちょっと相棒も呆れてる

宝石商がこぞって欲しがった秘石のような君だから
他の男も黙っちゃいないだろ　中毒性が脳に満ちる

いつかアルセーヌが君に恋をして
その心を盗もうとしても
僕が先にカギをこじ開け奪い去るよ

「ありがとう」も「ごめんね」もどこか真実味がなくて
君の前じゃまだ僕は探偵にもなれやしない
本音は何？言ってよ

ジェームズさえ解き明かせない命題が君の心だから
アルセーヌもお手上げだってさ　笑っちゃうな
それでも君の心解き明かしてさ
いつかその手を引いてみせるよ
難攻不落でも迷宮にはさせやしない
時間はどれくらいある？