曖昧が心地良いと思ったのはさ
お互いの弱さが重なったから
寂しい時だけ それだけの関係さ
曖昧が招く幸福に勘違いしては
過ちを過ちと思わず正義とする
出会う前に戻れたなら
違った正義を身に付けていたのだろうか
恋でもなく愛でもないただの同情に
気付かないふりをいつまで続けるのか
もう終わりにしようかって思ったのはさ
僕の弱さが届かなかったから
寂しい時だけ それだけの関係さ
偽り重ねて真実かのように振る舞い
何もなかったかのように別れ告げる
出会う前に戻れたなら
表だけを磨き上げていただろうか
表なんて存在しないただの裏側に
君を招いたりなんてしなかったのに
一緒にいた時間になんの意味があるのなら
きっとモノクロなんか見えなかったな
君が感じる幸せを
僕も感じるはずだったのに
君の弱さを埋めるだけの僕でいるのが
いつの間にか耐えられなくなっていたんだ
出会う前に戻れたなら
違った正義を身に付けていたのだろうか
恋でもなく愛でもないただの同情に
気付かないふりをいつまで続けるのか