雨の音にふれて
ひとり目覚めるベッド
君のいない部屋に
時が埋もれて消える
こんな気持ちを そばに残して
なにを忘れろと言うのさ
もう なにもかも捨てたんだ
いのち 以外は すべて
あのときの あの涙 拭えたら
いまもまだ この腕に 君がいて
愛だけを 抱きしめて 幸せに
ふたりは 暮らしていたの
君がどこにいるか
風も噂を隠す
古いソファの跡は
夢を見ていた名残り
いつか景色も 色が褪せてく
まるで燃やしたPhotograph
もうこのままじゃいられない
心 破れた ままじゃ
あのときに 行かないでと 言えたなら
いまもまだ 君の手を 握りしめ
さみしさも 深い場所 閉じ込めて
ふたりは ふたりでいたの
あのときの あの涙 拭えたら
いまもまだ この腕に 君がいて
愛だけを 抱きしめて 幸せに
ふたりは 暮らしていたの