鳥羽一郎「十国峠」歌詞

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「十国峠」歌詞

歌手:鳥羽一郎
作詞:朝比奈京仔
作曲:木村竜蔵


霧の晴れ間の 箱根路を
夢を背負って越えてきた
信濃 遠州 駿河から
関東一円見渡して
勝って勝ち抜く覚悟なら
ここから先はいくさ道
富士を仰いで 雲海(くも)を見下ろす 尊さを
胸に刻んだ 十国峠(じっこくとうげ)

箱根権現(ごんげん) 手を合わせ
祈る望みを誰がしる
俺のお袋気にかけて
追わずに待つといった女(やつ)
きっとおまえを幸せに
そこから先を言えぬまま
風に吹かれて 風にこぼした 胸ん中
知っているのか 十国峠

富士を仰いで 富士にきかせる ひとふしに
泣いてくれるか 十国峠


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1 哀傷歌ひとつどうぞと そそぐ手に 過ぎた昔の 影がある
2 みのり朝陽が昇る さあひと仕事 鍬(くわ)を担げば
3 風を起こせ風が吹くのを 当てにして 人生のんびり 寝て待つな
4 つれづれの酒未練が飲ませる 酒がある 思い出捨てたい 酒もある
5 十国峠霧の晴れ間の 箱根路を 夢を背負って越えてきた 信濃
6 我武者羅女の小指と 情けほどけず おくれをとったと あおる酒
7 昭和男は浪花節馬鹿が利口に 化けたって すぐに尻尾が 出るものさ
8 光秀の意地これが光秀の本音にござります 一寸の虫にも 五分の魂
9 夫婦船海が 海が 海が吠える... お前の形見の 手ぬぐいが
10 浪漫ちっく東京ふるさとよ… あばよ おさらば これっきり 夢を片手に
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