ホーム > 鬼束ちひろ > 悲しみの気球 歌詞
指先で確かめられないならば貴方は何も信じない救ってくれるものさえもねえ どうか少しだけ傷口を見せて
そんな薄い翼で何処に飛んでゆけるというの堕ちる時には悲しみの気球になる私の小さな翳りを見つけて
道端に心を捨ててゆくような張り詰めたままの空はまだ明けないのを知っているからただ どうか少しだけ肩を近づけて
そんな寂しい瞳で何を見つめ続けているの日々は透明染まりゆく罪の奥その奥を静かな無闇で探して
貴方に歌えない歌が余波を待てない歌ならば私に託して立てなくなった孤独さえも
堕ちる時には悲しみの気球になる私の小さな翳りを
翳りを見つけて
アルバム「シンドローム」収録曲
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