西川貴教「Elegy of Prisoner」歌詞

あの頃抱いた炎さえも消えそうなんだ
忘れたふりして目を閉じ誤魔化してる
足枷のついた本能まるで枯れゆく森
彷徨いこたえを捜した

この無機質な心を再び焚きつけ解き放とう

縛られた魂を呼び覚ませよ
胸に秘めた覚悟 過去も 今も 明日も
足音殺し抜け出す棘の檻
再び立ち上がるために Prisoner Prisoner

くすぶり続ける夢さえも閉じ込められて
流れてく景色だけただ眺めていた
しがらみに満ちた雑音(ノイズ)すべて掻き消したい
恐れることなく叫んだ

もう後悔はしないと歪んだ轍を背に誓った

まだ這い上がれるはずだと気付いた
焼き付いてるメロディ 過去も 今も 明日も
張り詰めた糸千切れるその前に
さよなら傷跡の別れ Prisoner Prisoner

出口の消えたこの迷宮の殻を破り這いだすんだ
囚われの身の儚き民よ
逃げ出すなら今だ 振り返らずに鎖引き裂き
迷いなんて捨てさり零から始めればいい

縛られた魂を呼び覚ませよ
胸に秘めた覚悟 過去も 今も 明日も
足音殺し抜け出す棘の檻
再び立ち上がるために Prisoner Prisoner