KARMA CITYの一言メモ
街の片隅で誰かがふっといなくなったような気配がずっと心を占めて、短い時間の中で大事なものを取り逃がしたかもしれないというもどかしさがじわじわと広がりました。目の前にある「今」を強く求める気持ちと、手にしたものが期待と違っていたと知る戸惑いが同時にやってきて、人の心は簡単に整理できないのだと改めて思いました。すれ違いの多い日々を歩くうちに、ひとりでいる時間が増えていく様子が静かに伝わり、夜の光に照らされる景色がいつもと違って見える瞬間がありました。人を笑わせたり歌を口ずさんだりする場面には軽やかさがある一方で、その裏側にある諦めや不安がちらりと顔を出して、心がざわつくこともありました。過去と未来のあいだにできた細いすき間を行き来するような不安定さが続くけれど、それでも消えない感情が確かにあって、それを抱えながら生きる重みを感じました。明かりに照らされて遠ざかる姿を見送るとき、もう一度だけ確かめたいという小さな願いが胸に残り、だからこそ次の一歩を踏み出す勇気を探したくなる気持ちになりました。