走っても走っても前に 進まない夢にうなされて
目が覚めてもまだ 夢の中に取り 残されているのかな
君の思うように 全部が上手くいきますように
歩き出した僕らには 立ち止まってる時間も
戻る場所も無いように思えるけど
手は差し伸べられてる 暖かな風のように
頬を濡らす雨のように
誰かの声に怯えて 自分が誰かも忘れそうだよ
つらくなってもまだ 逃げ出さないのは臆病なだけなのか
夢みたいに素敵な事が たくさん君に起きますように
歩き出した僕らには 立ち止まってる時間も
戻る場所も無いように思えるけど
手は差し伸べられてる 日差しに掛かった雲のように
いつだって姿を変えて
君の不安な毎日が 光で溢れますように
歩き出した僕らには 立ち止まってる時間も
戻る場所も無いように思えるけど
手は差し伸べられてる 暖かな風のように
頬を濡らす雨のように
歩き出した僕らには 立ち止まってる時間も
戻る場所も無いように思えるけど
手は差し伸べられてる 優しいあの歌のように
僕を照らす君のように
[ Romaji ]
夜や朝の境目に揺れる不安と、それでも誰かを思いやる温かさが同時に伝わってきて穏やかな気持ちになりました。先に進もうとするときに足元がふらつく感覚や、自分の力が足りないのではと感じる正直な弱さが丁寧に表現されていて胸に響きます。それでも誰かが手を差し伸べてくれることに救われる思いがあり、雨が頬を濡らすような涙や優しい風に包まれる瞬間が心にしみる描写でした。未来への期待と今の不安が行ったり来たりする様子は子どもにも分かりやすく、希望を願う気持ちが静かに育っていく過程を見守るような優しさが感じられます。立ち止まることの怖さと、それでも歩き続ける小さな決意が混ざっていて、読むたびに自分の周りにあるささやかな支えに目を向けたくなりました。言葉の一つひとつが柔らかく包み込むようで、読んだあとにゆっくりと息がつけるようなやさしい余地が残る文章でした。